
L25モバイルのコーナーの「恋愛パラドックス」の連載がスタートしました!
そのなかで・・今まで封印してきた、自伝的、青春実話小説(コラム)がスタートしています。ありのままの若かりしころの僕の地図を広げてみたいと思っています。
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◆初回にアップされたものの一部です!!
<Around Bubble 〜あの頃僕らは〜>
バブル―
そう聞くと“お金のかかったゴージャスな世界”をイメージするかもしれない。
しかし、あのころは単に物質的にきらびやかなだけではなかった。そこに生きる人々の心が華やかだったのだ。とにかく“パーティ”というフレーズがよく似合う時代だった。
その当時、僕は学生。やはりパーティのような毎日を過ごしていた。
“一生分感動できるような恋を友情を夢を描く”そのために毎日を過ごしていたような気がする。
とにかく毎日がドラマの連続だった
いつかこうやって書く日が来るだろう・・・そう見越して何かあるごとにスナップ写真を撮っていた。おかげで当時の記憶を鮮明に思い出せる。
毎週金曜日、土曜日のディスコ(当時まだクラブとは言わない)にはこぞって遊び人サークルが団体で集合し週末の夜を楽しんでいた。
オトナの集まる店、社会人・学生混在の店、完全に学生のブランドサークルのたまり場になっている店と3種類があった。今思えば当時の六本木には数えきれないほどのディスコがあったのを覚えている。
そして当時、関東にもいくつか、関西にもいくつか“カリスマ的”な有名サークルが存在していた。かれらが根城にしていたのがマハラジャやJ Trip Barなどをはじめとするディスコ(クラブ)。ジュリアナなどのだいぶ前のお話である。
ジュリアナは雑多な大衆ホールであり、“THE TOKYO”な空気感とはまたちょっと異なるアットホームさが漂っているように感じた。そういう意味では当時の人間からするとバブルシーンにはカウントされない。バブル後の大衆テーマパークといったところかもしれない。
話を戻すが、当時の六本木界隈には微妙なテリトリーが存在していた。先端を行く組織同士は力を持つと街やリゾートで衝突しあうようになった。和解したり手を結んだりしながら次第に勢力地図のようなものが形成されていったのだ。
まるでそれは永遠に続くファンタジーな戦国時代。学校の枠を超えたインターカレッジサークル―
彼らはStylish だけどおとなしい内部サークルとは違っていた。“独特の勢い”と、学生離れした“神格化”された組織力、そしてメディアを含む社会とのつながりを持っていた。そこには青春に必要なすべてのパーツがそろっていた。
ドラマよりドラマな巨大な舞台―
そこにはいつも恋、野望、友情をごちゃまぜにしたような火薬臭い空気がいつも漂っていた。
学校に通ってクラスでコンパ・・テニス合宿にゼミでディベート・・といった普通の学生生活とはかけはなれてた世界であった。このバブルが作り出した学生のハレクラニ(理想郷)が大都市の一経済、そして有名リゾートの経済までにその影響力を及ぼしていた時代だった。
そんな舞台のなかで、僕は恋をし、友情を紡ぎあい、そして、野望に走った。
そしてがむしゃらに走った。この“arround Buble”におこっていた実際の出来事を次号からお伝えしてゆくことにしたい。
恋に破れたり、挫折を味わったり・・それでも心は輝いていた―Around Bubbleの足跡・・ご期待ください。
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