どうやって創作してるんですか?と最近聞かれます。
でも、創作をするというよりは過去からこれまでの現場体験を思い出し、整理し、その恋愛事象の核を実況中継しているといった感覚です。
自分ひとりの体験だけではなく、その場にいたすべての人の中に入りその人になりかわってそれぞれ思い出します。
だから再現フィルムはあと5年は尽きません(笑)。もちろんまたあたらしいのもつぎたしてゆくようにしています。
恋愛の本を書くときも、インターネットコンテンツを作成するときも、これまでのイベント写真十数年分を見ながら、そのときのBGMをかけて、自分をまずドキドキワクワクさせます。そして目の前に誰かがいるような気持ちで、心の中で会話します。
そのときの空間、かかっていた曲、交わした会話を全部思いだします。
計算能力はないのですが、そういうのを細部まで思い出すのは得意技です。
だから「そんなによくもネタを思いつますね」といわれますが、思いついているのではなく、実際あったことを、整理して思い出しているのですね。
書くときはなるべく「パッション」とかエモーショナルな部分をそのまま新鮮パックでお伝えするようにしていますね。
ときどき、笑ったり、感動してうるっときたりしていろんなリアルなドラマを思い出しています。(端からみたら危ないかも!)
いつかたぶん80年代のリアル青春ドラマをノンフィックションに近く書くと思います。