
相手と打ち解けようと意気込んだものの、
緊張して固まってしまう時があります。
そんな時には「今から自分は相手の
“全人生”と語り合おうとしている」
と心の中でそう思うようにします。
「相手」ではなく
「相手という人の壮大な人生ドラマ」と
語らう――そうイメージします。

あなたが、今から話す相手は「生身の人間」ではなく
「1人の人間が刻んだ物語だ!」そう思ってください。
たったこれだけで、緊張せずに、
落ち着いて相手との会話を楽しむことができます。
相手がどのように生きてきたのか?
何に成功し、何に失敗し、何に感動し、
何に傷ついてきたのか?
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そして今、何を思っているのか?
未来をどのように作っていきたいのか?
それらへの理解が深まるたびに、
みるみる「対人恐怖」が消えてゆきます。
■人と上手に「うちとける」ヒント: 心がほっとする「つき合い方」 (王様文庫)
