
出会っても出会っても2回目がないわけ
私が10代から、人と人が出会う
「出会いの場」をプロデュースしたり、
恋愛系の書籍も執筆し、
現場を観察していて感じる
「不変の法則」があります。
それはある人は「1回の初対面」の直後に
”2回目の誘い“がすぐに多数発生するのに対し、
ある人には”2回目がない”ということです。
前者は、何の努力もせずに、
断るのが大変なほどなのですが、
後者は心の中で懇願しても、
ほとんど”2回目の誘い“がないのです。
後者は、出会いの場所に行くたびに、
敗北感を感じ、悲壮感が表情に刻まれてゆき、
さらに「1回で終る悪循環」に落ちてゆきます。
これが出会いの現場で垣間見られる
「出会い格差」です。
人は誰でも、人生の時間を、魅力的な人、
自分を受け入れてくれる人、楽しい人、
落ち着く人、イヤな感じがしない人、
成長になる人、仕事のプラスになる人、
恋愛対象、あるいは異性として
魅力を感じる人と”に使いたいと思っています。
”2回目に会いたいかどうか“の
選択肢の決定権は200%あちらにあり、
相手はあなたと会わなければいけない
義務も100%ありません。
「こちからから、もう一度皆で
会いましょうと連絡しても断られ、
2人でランチを‥‥‥と連絡して
もスルーをされてしまうんです‥‥‥」
このような「2回目がない人」は、
どうすればよいのでしょうか?
(続)
人と上手に「うちとける」ヒント〜心がほっとする「つき合い方」〜(三笠書房)著:潮凪洋介