2018年08月08日

輝くパラレルワーカー:曼荼羅(まんだら)作家で活躍の歯科医師(50代前半女性)

【人生100年時代の働き方改革】生きることを楽しむパラレルワーカーレポート

  今回ご紹介するのは「歯科医師をしながら『曼荼羅作家』として作品を生み出す長尾広美さん(50代前半女性)」。長尾さんは「ながお歯科クリニック」の院長のかたわら「曼荼羅」をつくる芸術活動を楽しんでいます。

20180804_1739462017年、東京都早稲田にある「ドラードギャラリー」にて「小さな絵の大博覧会」という名の作品展が行われました。この作品展で、長尾さんの曼荼羅作品「観音」が「梵寿綱技術賞」に輝きます。「梵寿綱技術賞」とは、日本のガウディと呼ばれている建築家「梵 寿綱(ぼん じゅこう) 」氏による名誉ある賞です。
 その他、各ギャラリーの作品展・企画展・グループ展などに、出展者として多くの曼荼羅を提供しています。そんな長尾さんに、歯科医師と曼荼羅作家の両立についてお話を伺ってきました。

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梵寿綱技術賞受賞:「観音」粒曼荼羅(天)

Q:お仕事は何をされていらっしゃいますか?
歯科医師です。歯科医院を開業しております。


Q:本職以外で、なぜライフワークをやりはじめようと思いましたか?

 自然にこの生活になっていきました。最初から「漠然と『曼荼羅』というキーワードが頭に入っていた」そのような感覚でした。「心の内を表現したい!」と思うようになって、曼荼羅ワークショップを探したのですが、その時は見つからなかったんです。

 そこで、もう1つ興味を持っていたガラス絵付けの教室に行くことにしました。そうしましたら、開かれていた生徒さんの作品展でお皿に書かれた曼荼羅に出会ったんです。その瞬間「私が関わりたいのはやっぱり曼荼羅なんだ!」って直感的に思いました。

 そして、再び曼荼羅を学べるところを探していたところ「何故、この間は見つからなかったんだろう!?」と思うくらいの良い通信教育のサイトを見つけることができました。しかもその通信教育がまだ開講準備段階だったんです。

 この通信教育で北海道の先生に曼荼羅を、テキスト・課題・座学などを通じて学びまして、無事に終了しプラクティショナーの資格を取りました。そこから自分流にアレンジがはじまりました。


Q:長尾先生独自の曼荼羅が頭に浮かんだということでしょうか?


 そうですね・・・ 「ビーズ」が頭に浮かんでいました。でもビーズを扱ったことがなかったので、ずっとビーズ以外の画材でかなりの実験をしました。それでも、ビーズがずーっと頭から離れなかったんですね。

 そして、色いろな画材でやっていた実験が全て失敗した後に「まさか(やっぱりビーズ)? 仕方ないな」と思ってスワロフスキービーズを買ったら、何故かビーズを張り付けるための道具を既に買ってあるという偶然が起きたんです。

Q:「漠然と頭の中に『曼荼羅』が浮かんでいた」ところから既に偶然を感じますが、もともとアートなどがお好きだったのでしょうか?

 実はアートよりも文章で表現することを得意としていました。歯科医師としてもそうですが、歯のことに限らずWEBで連載コラムを書いていたこともあります。だから「なぜ、アートなんだろう?」と、私の中でとても不思議です。値段をつけて作家としての活動を始めたのは

楽しいとき、嬉しい時どんな時ですか?

 楽しいと思った瞬間。そうですね・・・ 出来上がったときの、産まれたての作品を1番初めに目にした時は楽しい・・・というか「あぁ!」と感動が込み上げます。

 嬉しい時は・・・「綺麗だね」や「安心する」と喜んでくれて、作品を大切にしてくださる人がたくさん出てきて・・・

「もしかしてうちの子ども(曼荼羅)たちは、皆さんの心に寄り添えるようなものに育ってるのかな。これは心身磨かなきゃならんぞ!」と感じられる。そういうのが1番の喜びです。

 得られたものは、無から形あるものを生み出す喜び。そして作品を生み出すのは旅と同じなので、すごく苦しかったり楽しかったり、色んな旅を終えた後の達成感の喜び。それらを得られます。
もしくは、登山でひたすら歩き山頂にたどり着いて景色を観た時のような感動。私にとって一生関わっていける大切なものを得られたというのは大きいです。

Q:何か感動のエピソードを1つ教えて頂けますでしょうか?

 はい、私はその場にいなかったのですがギャラリーの責任者に聞いた話です。
旅をしていたアジア圏の男性が、私の「花銀河」という作品の前で立ち止まりずっと動かなかったそうなんです。

 そこで声をかけたところ「綺麗ですね。本当に綺麗ですね」と言い「自分は国で鬱病にかかり、主治医から綺麗なものをみると良いと言われて旅にでた。そして、こうして綺麗で美しいものに出会えた。これで頑張れるかもしれない。本当に美しい」とおっしゃったそうです。
それを聞いて、もう本当に「ありがたい」と心から思いました。

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外国人男性が感動した作品:「花銀河」粒曼荼羅(天)

Q:そうでしたか・・・ そんな人に感動を与える曼荼羅。長尾さんにとっては、どのような存在なのですか?

 曼荼羅の魅力は、一言では言えません。宇宙観を表しているといいますか、言語化が出来ないものですね。見る人の心に働きかけて世界を映して「究極の全て」であり「無」でもある。私にとって「一生向き合っていくものに出会えている」そう思えます。

Q:大変なことはありますか?
 とにかく、肉体そして時間を使っていますので、物理的なことですね。間違うことなくそこが大変です。

Q:将来の展望を教えてください
 前からの夢だった、子どもたちに歯医者さんを体験してもらうイベント「なりきり はいしゃさん」を開催して3年目になったので、このまま継続していきたい。大きい何かというよりは、地味に患者さん一人ひとりの心に寄り添っていく。そんな歯医者であり続けて、ここ(ながお歯科)がつぶれずに(笑)、成り立っていけばいいなと思います。


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本職で夢だった「なりきり はいしゃさん」を開催

Q:曼荼羅作家としての未来はどのように描いてますか?

 やはり私にとっては、この歯科医師というものがあって曼荼羅作家がある。ただ逆もしかりで、曼荼羅作家があるから歯科医師として頑張ってこれたというのがすごく大きいです。

 歯医者自体は、外に向ける仕事。曼荼羅作家は、内に入っていく仕事。それで自分のバランスをとっているので、両方がやっぱり必要です。歯科医師という基盤があるからこそ曼荼羅作家としてやっていける。曼荼羅作家をやっているからこそ歯科医師として豊かになる。なので今のこのペース配分は、何かが大きく変らない限り、それこそ神様が流れを変えない限りは今のままで・・・

 歯科医師として本業をしっかりしながら、どんなに大変でも作品だけは確実につくり続けて発表し続ける! 途切れることなく継続しつつ、そのどこかで形が変わっていったら、またきっとシンクロが起きると信じているので、そのときはそちらに流れていけたらと思っています。でもその時に泳げるだけの力量ががないとダメだと今までの経験から学んでいます。なのでシンクロが起きたときにいかようにも泳げるように、それまで地道に精進していこうと思います。

Q:先ほど「歯科医師は外に向ける仕事。曼荼羅作家は、内に入っていく仕事」とおっしゃっていましたがどういう意味ですか?

 変な話ですが、私自身はこれで生活していこうとか有名になろうとか注目を浴びようとか思わない。なったらなったで嬉しいのですが、それよりもやっぱり子どもたちには良いものを着せて良い場所で良い思いをさせてあげて、みんなから「良いね。綺麗ね」と言ってもらって喜ばせたい。だから髪を振り乱して一生懸命私の中で育て上げて、色々なところに出させてもらっています。

 曼荼羅作家は、こうして私の内に入り込む仕事。歯科医師は、治療する行為を通して自分の技術を提供する、また情報を発信するなど外に向かう仕事。お互いが引き立て合っています。

Q:これからライフワークをはじめる人へのアドバイスをお願いします。

 まず、そういうものに出会えて本当におめでとうございます! その出会えたものと2足のわらじでやっていくには「仕事」として自覚するこがすごく大切です。他人から見たら趣味で、確かにこれで生活していくわけではないけれど「これ、もう1つの仕事だから!」と位置付ける。そうすると、その気になっちゃってすごくノリノリになって(笑)、「出会えたもの」に積極性や広がりが出来るんですよね。それがすごく大事!

 仕事として活動すると色いろな葛藤があるし色いろな問題がついて回りますが、それも含めて活動となります。「それで食べていかなくても良い」と割り切ると、しがらみがなくノビノビと活動していくことができるので、囚われずに自由度高く、それでも責任を持って続けていって欲しい。そう思います。


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「古(いにしえ)と未来の融合」地曼荼羅(地)

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「太古の暗号」地曼荼羅(地)

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「銀河花火」粒曼荼羅(天)

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「尖円(せんえん)」粒曼荼羅(天)

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作品展の様子1


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Posted by shionagi1 at 18:18│Comments(0) 自由人生