2016年06月29日

男の色気は他人と自分を比べない男に宿る

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世の中には二種類の人がいる。一つは、人より優れているか? 稼いでいるか? 出世しているか? モテているか? と横ばかりチラチラ見ているタイプ。

そしてもう一つが、「自分の生き方のリズムや旋律が、いかに自分らしいか?楽しいか? 充実しているか?」を気にするタイプである。

周囲を見わたすと、色気の強い男性のなかに「前者」の「比べ屋さん」は少ない。
「比べ屋さん」から、色気の一つも立ち上らないのには理由がある。「自分」がないのだ。いちいち人より劣っているか? 優れているか? など、上か下かでしか考えない。そこが「痛」がられる。女性の意見に、このようなものがある。

「いつも誰かと自分を比較してる人って、すぐに自慢する。しかもパーティなどでもどこか痛いオーラ、所作、視線、動作をしている」これは私もほんとうにそう思う。

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「他人と自分を比べてばかりの人」は、知らない人が集まる場所に行くと、自分らしさなど皆無になり、まるで見知らぬ国に連れてこられた観光客のようになる。それは、他人と自分とを比べることでしか、自分のアイデンティティを自覚できないからである。色気のある男は、そんな失態は犯さない。

「勝ち負け」だけでなく、別の次元に価値を見出しているから、いつも自然体である。
色気のある男は、普段は勝ち負けの世界に生きていたとしても、プライベートモードではうまく切り替える。あくまで自分らしさをチェックし、自分が楽しめているか? を大切にするのだ。周囲との優劣などどうでもよいのである。
彼らは「人生の楽しさの度合い」を、ゆるやかに競うのである。

仕事で自分が優位に立ちたい人は必ず、プライベートの出会いの場でも「過剰」に仕事の話ばかりする。以前、実際に遊びの場まで仕事のときの思考回路や、感情構造を持ち込む「仕事の鬼」がいた。少しなら良いが、四六時中「よくわからない専門分野の面白くもない話」は少々痛い。


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あるいは取引先との交渉のような口調。あるいは部下を叱るような口調。あるいは発注先へのクレームのような、余裕のない口調で話す。これは公害だ。

せっかく空間に漂いはじめた、色気の香りがぶちこわしになる。仕事で勝ちたい! 優位に立ちたい! そういう気持ちしかないから、相手の立場に立てず「話がつまらない」。肩書きや収入や学歴、あるいは生まれの自慢話をするのも、いつも周囲と自分とを比べてビクビクしている男の証拠なのである。 


そんなことを言う時間に付き合わせるなら、過去の笑える武勇伝を話そう。あるいは過去にがんばって感動した話をすればいい。とにかく遊びの場では他人と自分を比べない。自分らしくその場を楽しむ方法をしっかり研究することに集中しよう。それだけでもあなたの「色気」は、倍増するはずだ。


■潮凪洋介メルマガ
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Posted by shionagi1 at 14:09│Comments(0)TrackBack(0) 恋愛 

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